会社のみんなには、”がん”なんて言ってないし。
普通に過ごしてるから、すっかり体調もよくなったと思われていて、当然。
すごくお世話になった上司が退職されることになり、送別会にお呼ばれしたのでした。
いつものノリで、OKしてしまった。
お酒を飲んだのは、2カ月ぶりぐらい
”がん”宣告から、お酒は、ぴったりやめている。
1ヶ月少しで手術となって、それからちょうど2ヶ月ぐらい。
こんなにお酒を、飲んでないのは、20年以上ぶりになる。
のんべえな自分に、びっくり。
それまでは、週に2~3回は飲みに行って。
飲み会がない日も、帰宅後はおつまみとビールで夕食。
仕事終わりに一杯飲むのが、クセのようになっていたなあ。
送別会となっているお店に到着すると、総勢10人ぐらい。
感謝の気持ちでいっぱいの上司もいれば、とっても苦手な人もいる。
席に座ると、いつものように、まずビール!を注文していた。
”がん”と宣告されたとき、あんなに、飲むのが、食べるのがこわかったものが、
目の前に並んでいて、今は、普通に飲んで食べている。
恐るべし!なのか、意志が弱いだけなのか。
ながされてしまった自分に、大後悔
飲み会を終えて、家に帰る途中、「なんで飲んだんだろう」って後悔して。
何回も自問してみる。考えてみる。
コミュニケーションが苦手な私は、飲み会に参加するのだけど、
実は緊張していて、耐えられなくて、お酒を飲んで、ごまかしてた。
そうだった、”つきあい悪いと思われたくない””断ったら申し訳ない”って。
実は、そんなに人と話すのがコミュニケーションをとるのが苦手なのに。
それって、なんのための飲み会なんだろう。
苦手な人、苦手なことをしようとすると、我慢して自分をごまかすために飲んでしまう。
- それなら、飲み会なんて行かなくてもいい。
- 飲みにいかないと、嫌われるかもしれない。
- 嫌われてもいい、なにが一番大切か。自分だ。
”がん”と分かったとき、あんなに泣いたのに、なにやってんだろう。
仕事のストレスに負けたのか、自分に負けたのか。
なさけない、もう絶対、苦手な人との飲み会は行かない。
飲み会を断ることの、大切さ
私だけかもしれないけど、飲み会の誘いを断るのが、苦手だった。
「自分が誘って断られたら、いやだから、相手にいやな思いをさせてしまう」
って考えてしまって。
結果、付き合いがいいってなって、よく誘われることになって。
なかには、苦手な人がいる飲み会にも行くように。
そしたら、苦手な人と話さないといけないというプレッシャーから、
楽しいはずの飲み会が、お酒をいっぱい飲んで、ごまかしてしまう結果に。
飲み会から帰っても、そんな自分にイライラして、落ち込んで。
ときには、その思いがストレスで、帰ってからもお家で飲んでストレス解消して。
なにやってんだか。
今考えると、なんでそこまでして、飲み会に行ってたの?って思うけど、
仲良くしないといけない、付き合い良くしないといけない、っていうのがどっかにあったのかな。
これだけが原因ではないけど、そうやってたまっていった、ちょっとずつのストレスが
”がん”につながったかもしれない。
そう考えると、相手に気を遣う前に、自分を大切にしないとだ!
飲み会を断ったぐらいで、嫌われるなら、そこまでの関係。
仕事は、仕事をしに行くところ。
職場でのやり取りを、最低限がんばっておいて、退社後のプライベートは自分の時間。
自分が少しでも違和感あるお誘いは、断ろう。
と、心に決めました。


