お墓参りの大切さに、今ごろ気がつきました

”がん”になる前は、お墓参りって、毎日の忙しさを理由に、全く行ってなかった。
それよりも、今の生活。それよりも、今にかける時間とお金。という感じで。
お墓参りという言葉さえ、頭に思い浮かばなかった。ただただ、反省。

お墓参りが大切な理由

あんなに「死にたくない!」って泣きまくった私の生命は、もともとどこから誕生したのか。
もちろん、父と母。
ではでは、その父と母は、どこから誕生したのか。
父は、父の父と母。母は、母の父と母。なので、私にとって双方のおじいちゃんおばあちゃん。
それでは、その双方のおじいちゃんおばあちゃんは、どこから誕生したのか。
お父さん側のおじいちゃんは、その父と母、お母さん側の・・・・・・・・・、と、はてしなく続くわけです。

「死にたくない!」と心の底から思ったその気持ちも、
そもそも私がこの世に誕生してなければ、存在しなかった感じなかったことで。
死にたくない理由として、まだまだ経験したいことがあるからなので、その思いも
私がこの世に誕生しなければ、経験できなかったこと。
いろんなことを経験できたのは、私がこの世に誕生したのは、父と母と、そのご先祖さまがずっと命をつないで
ここまで、私まで、つないでくれたおかげなのです。

そのことに、ようやくやっと気付くことができました。遅いっ!
私がいま、ここに存在していることを、ご先祖さまに直接感謝を伝えるために、お墓参りにいく。

1年に2回はお墓参りに行くと決めて

田舎のお墓に行くには、片道5時間はかかるであろう、遠い道のりです。
そもそも実家に帰るのも年に1回あるかないかだったけど、
年に2回はかえって、双方のお墓にお墓参りにいってます。
といっても、3年前ぐらいからかな。
父親がガンで亡くなってるので、父親のお墓にいって、
「私もガンになってしまったよ。お父さんの辛さが今頃わかったよ。ごめん」
って、あまり話さなかった親子関係だったのに、いろいろ話してます。

がんになってからすぐに、お墓参りって思ったのではなくて、
がんになってもまだ仕事を続けていて、仕事で辛いことがあったときに、
それでもまだ仕事を辞める勇気がない自分がほんとうに嫌になって
生きている意味とか、弱音を吐きたいとか、安心を求めて・・・たどり着いたのが、お墓参りでした。
お墓参りをしたからすぐ解決なんてことはないけど、なんだか気持ちがすっきりして。
そうすると、なんだかんだいったって、いろいろあったって、
いま生きてるってことが奇跡かもって思えてくるんです。不思議。

お墓参りに行けない時は・・・毎日していること

そしていつの間にか、毎日続けている日課があります。
毎朝、毎晩寝る直前に、必ず声に出して言うのがあたり前になりました。

ご先祖さまに。今日もこうやって、お祈りできる今があることに感謝します。
ご先祖さまに。今日も一日ありがとうございました。感謝します。

これも、お墓参りに行けない時にその気持ちをネットで検索したり、
いろいろしているときに見つけたのかな。
ご先祖さまに感謝を伝えるだけでいいって。

明日を迎えられることが、どれだけ幸せか。
あたり前じゃないんだってことを、肝に銘じてます。
がんにならないと気づかなかった。今ふつうにご飯を食べて、お家でゆっくりできている
ことが、ほんとうにありがたいことなんだ。
日々の忙しさにときどき忘れてしまうんだけど、1日1回は思い出すようにしています。